モバイルデバイスでのiotやm2mはどんな場面で使われているのか

iotやm2mのように、離れたところからネットワークを通じて情報を受け取ったりやり取りをしたりするシステムには、様々な活用法があります。しかし実際にどのような使われ方をしているのかという例を見ないと、なかなかイメージできない人も多いです。

ここでは、モバイルデバイスを使ったiotやm2mの例を見ていきます。

インターネットを通じてデータを送るということから難しいイメージを持つ人もいますが、身近なところにもこの技術はたくさん使われています。その中でも代表的なもののひとつとして、監視カメラがあります。

監視カメラの映像は、リアルタイムで確認できるようにすると便利です。撮影をしている現場と管理をしている場所との間にどれくらいの距離があるのか、そしてどんな場所で利用しているのかによっては、iotという仕組みはとても便利なものになるのです。監視カメラの普及は今後どんどん進むと思われますが導入の際にはMVNOのbsimをよく耳にするようになりました。

これが決められた場所に設置されているカメラならともかく、工事現場などで一時的に設置されるものの場合、インターネット回線はモバイルでの利用になります。さらに言えばカメラは情報を送信するだけなので、下り回線は遅くても上り回線がしっかりとしている格安SIMなら、十分に使えるわけです。

m2mとしては、家庭内での電力コントロールシステムがあります。どれだけの電気を使用したのかというデータをシステムに送信することで分析し、電気の使い方をシステムが制御できるようにするわけです。どこかで人がチェックをすることはありますが、その制御自体は完全にデバイス間のみで行われているものなので、人を介さない自動的なシステムとなっています。

ここで紹介をしたiotやm2mのシステムは、ほんの一例です。このような使い方をしているシステムがある、またはこのような使い方があると知れば、そこから新しいスタイルも思いつきやすくなります。モバイルデバイスでも格安の通信費で使えるようになったことから、この仕組みが急速に普及するようになったのです。